【風地観というのは…🤔】
風地観は「考慮」「熟慮」のときです。よく観察してよく考えなさいと言っています。
結婚とか、独立自営とか転職や不動産購入、投資などの(ある意味)堅実さが求められるようなことなら、今はやめた方が良いですよ!というアドバイスが妥当で
易占術の風地観のイメージが合ってます。
ところが『トートの書』のように風地観が「喜び」だと言うなら、
能力開発分野の「思考を弱める(リラックス)とインスピレーションが湧く」という話を持ち出さなければなりません。
ひらめきと洞察が活性化する脳波の周波数領域は 4〜7Hzでシータ波だからというのもありますが、
アルファー波でも「気づき」「やる気」「人との出会い」や「コミュニケーション」を括れるのであれば、
いずれにせよリラックスすることが大事だととれます。
潜在能力開発のことであれば「杯の6」の表題である「喜び」は、幸福、努力や緊張を伴わない自然な力の調和、
そして安楽、満足を意味するという『トートの書』に書かれていることと合致しています。
まだこれでは説明は足りません。
前提として、
問題解決には、模索、試行錯誤、してよく考えるすることが「リラックス」することとワンセットだと言うことが理解されてなければいけません。
そして、インスピレーションを得た後には、様々な知識と突き合わせて検証したり整理したりすることが必要です。
ただリラックスすればよい訳ではないんです。
思考を緩めてインスピレーションを得て、また冷静に頭使うのです。
そのことを指しているのが「風地観」の「考慮」「熟慮」です。
易のことが書いてある、秋山眞人氏のシンクロニシィの著書でも、
「風地観」には「熟考」があてられています。
↓こちらの本(`・ω・´)つ📘
『《偶然の魔力》シンクロニシティで望みは叶う』(著者は秋山眞人さんで、協力が布施泰和さんとなっています)
それに、僕が読んだ英文のイーチンの解説書にも風地観には「Consideration」があてられていました。
だけどー!
思考を弱めるとリラックスして喜びになるんです。
「あれ?よく考えなきゃいけなんじゃないの?」と思った方は、とても鋭い方なのじゃないかと思います。
風地観のニ爻の夫婦の関係をみると、離婚が暗示されていて、その理由は貞操観念が乏しいことなんです (´・ω・`;
物質的には縁のないようなのが、風地観だけど、そんなこともないようです…(汗)
逆にいうと、三爻の場合、
「堅実にあれば願望が叶う」とあります。
結婚を占った場合は、三爻だと、
分不相応な人ではなく堅実な相手を探しなさいよ、という解釈で妥当なんです
(´・ω・`)
よく考えて堅実に決めなさいよってことを言うのです
〆
時に、なんで貴方はそんな易の卦のまんま動いてんの (´・ω・`)?
と不思議でならないときもありますが、そういう方は、僕よりよっぽど幸せそうにみえたりもします。
(でも思うんだよ)
定められたままに生きてゆくだけなのかい?