🤔 周易は気功学/自分の態度を変える「内反生卦」/俗悪なフォーチュンテリング、吉凶判断)は真剣に考慮するに値しない
古来、『易経』に対する解釈、注釈、論述は多いが、どの書もほとんど正しく答えてはいない…
↓こちらの本は小説ではありますが、そのようにあります。
『空を駈ける人―気功師「堯臼」の奇跡(1997年、加藤正敏さん 編訳)』
そして周易を気功学と書いてます。
たから気功とか「気とは何なのか?」をつかんでくるに従って易経やイーチンの読み方が変わってくるのではないかと思ったんです。
気功でも「頭が固いとダメだ」というのは良く言われる事だと思います。
まず、そこは「易」と「気功」は同じところです。
だから周易を気功学のテキストとして考えるというのは、案外悪くないと思う
(´・ω・`)
というのは、やってるうちに気が感覚化して、いろいろ感じるようになりはしても
それにあまり実益性がなく、気を感じるようになったからといって、だからって「どうすれば良いのか?」というのは一向に分からないんです。
風水を参考にすれば良いのかなぁ…などいろいろ模索たりもしましたが、
それより、単に漢方、中医学の範囲で「気血の流れを良くする」ということで、内気功(動功、静功)をやってる方が、まともに健康維持に活かせる。
易のことが書いてあるタロットの本である『トートの書』にも、未来の出来事の機械的な占い(俗悪なフォーチュンテリング、吉凶判断)は真剣に考慮するに値しないといったことが書いてあります。
だから周易を占術としてより、気功学のテキストとして考えるというのは、案外悪くないと言うんです(´・ω・`)
哲学というのとも少し違って、周易やイーチンを学ぶと気功をやってるということを、より活かせる。
例えば、内反生卦という、最初に出た卦の内卦(下の卦)を裏返して変卦をつくる占法があるのですが、
これで出した変卦があらわすのは、自分の態度を変えた場合の変化です。
例えば、水天需だったら水地比になります。
願望を占ったとして水天需が出たとしたら、
水天需が表すのは「急ぎの事は叶わない」です。
ところが内反生卦の変卦をみると、
水地比ですので「先手必勝で、頼りになる人を得て叶う」となるんです。
自分の態度を変えて、更に頼りになる人を探してみるという手がないとは言えません。
とるべき行動はまったく正反対になってしまいました!
《自分の態度を「乾」→「坤」に変える。》
「乾」のあらわすものは、天、創造するもの、強さ。完全、父で、リーダーみたいなものです。
そういう自分が牽引してゆくような態度で事にあたるのをやめ、安楽に飲食しながらの待ちの姿勢でいるのをやめます。
そして「坤」のあらわすもの、地、受容するもの、寛容、母、庶民的などのような態度に自分を変えるんです。
態度を変えて、誰かのアドバイスを受け入れて直ぐに手を打つのです。
これを通常、頭で考えて理解して行動に移すのは、かなり難しいかと思いますが、
普段から自分の「気」の状態を変えることをやってる人だったら、
内反生卦の卦を得て自分の態度、そして行動を変えると言う事はすぐに飲み込めるのだと思います。
☆
なんでもかんでもやり通す目標貫徹力だけというより、なお賢いですね(・_・)
離為火の上爻であれば、強行策で達成されるときですから、目標貫徹力は欲しいところです。
映画『ロッキー』のシルベスター・スタローンが映画のシナリオを書くのに使った催眠じゃありませんが、
催眠暗示を入れるとか!
〆