🤔「木」は巽なのか震なのか/哲学が好きだという、ある台湾の方とお話していたら「人間は陽だよ」というんです
『吉凶と時期がハッキリわかる断易(雨宮零氏 著、大石眞行氏 監修)』では
人間がいる場所より上の世界を「陽」、下の世界を「陰」だとし、
「風」があるところが人間のいるところで、その上の人間の手が届かないところが「雷」としています。
(沢は「天の川」のようなイメージでとらえます。)
だとすると「木」は人間のいるところにあるでしょうから「風」にあてていいのかなと思うのですが…
けれども、それだとユング氏やトートの書(アレイスター・クロウリー氏)みたいになりますね🤔
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ところが!
本ではなくて、あるお店で飲食していて、哲学が好きだという、ある台湾の方とお話していたら「人間は陽だよ」というんです。
だとすると、(先の図を参照してみてね)人間がいる場所は「風」があるところではなく、
「雷」より上の「陽」の世界だということになってしまう…
人間が陽であれば(シンクロニシィの秋山眞人さんの本)の易経解釈の八卦にある通り「木」は「震」だというので、整合性がとれる気がします🤔
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五行では「木」は「震」と「巽」両方にあてられています。
ただ五行はもっとリアルなものを指していて、食養法や薬膳につかわれます。
リアルなものとは、占いとか魔法とか心というものよりも、どっちかというと食養法や薬膳とかそういうものを指します。
【note to self…】
・ユング氏の易では、「木」は「巽」にあてられている。(巽は、風、木、おだやかなもの)
・トートの書(アイレイスタークロウリー氏)では、「木」は「巽」にあてられています。